もしも、人生が一日だったら【前編】

「人生」と聞くと赤ちゃんの姿から、
おじいちゃんおばあちゃんの姿までを
想像する人も多いのではないでしょうか。
長いスパンで人生を捉えると
夢がふくらんだり、ワクワクしたり
不安になったり、焦ったりーー
今と未来を行き来する時間は、
生きていく上で何度もあります。

人生の長さは人によって異なります。
事故や病気、災害……
挙げればキリがないほど、
いつ何が起こるかは分からないもの。
「人生」という
長いようで短いような道のりを歩んでいる中で、
ふと考えてみました。

「もしも、人生が一日だったら」

皆さんは、どうでしょうか。
人生を「一日」と捉えてみるのです。
朝目が覚めたら「今日という人生」がはじまり、
夜布団で目を瞑ったら「今日という人生」が終わる。
- 今日という人生
- 明日という人生
- 明後日という人生
一日ずつ切り離して、日単位で捉えてみるのです。

もちろん、「もしも」の話です。
けれど、そんな風に考えてみると、
今日という人生は、どうだったかな。
幸せだったかな。
納得いく時間だったかな、後悔はあったかな。
と、すごく大切に考えると思います。
“人生は一度きり“という言葉がありますが、
“今日という日も一度きり” なのです。

この考え方は、
嬉しいことに「昨日の人生」を思い出すことができます。
普通だったら、一つ前の人生(つまり前世のこと)を
覚えている人は少ないですが、
一日人生では、違います。
昨日の人生で良かったことを今日もやってみたり、
昨日の人生でできなかったことを今日の人生で挑戦してみる。
そんなことができるのです。

人生を一日単位で考えてみると
「今日」という日を少し気楽に、
そして大切に過ごすことができます。
もちろん、
この考え方を常にしている必要はないのですが、
将来や先々のことを考えて不安になったり、
怖くなったりするとき、私はこの考え方をします。

「今日」に目を向けて、目の前のことを一生懸命やっていると
「あれ、何だか大丈夫そう」と思えてくるのです。
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