2024-04-19

展示のほんとうの目的

 

FLAT. magazine 「暮らしをことばに紡ぐ 展」が無事におわりました。

 

平日にも関わらず、遠くから足を運んでくださった皆さま、
ありがとうございました。

 

お一人ひとりの手書きメッセージを読み、
胸がいっぱいになる日々です。

 

これまで、3つの会場で展示をさせていただきました。

展示を通して「大切な何かに気付いた」
「忘れかけていた何かに気付くことができた」というメッセージを多くいただきました。

 

“何か” という言葉には、きっと、
一言では表せないような記憶や思い出、
人生観が含まれているのではないかな、と私は思います。

 

 

展示というと「作品を観ていただく」というイメージですが、

 

私が本当にめざしていた展示ーー

 

それは、来てくださる方

「一人ひとりが主人公となる空間」を創ることでした。

 

 

頭のなかをリセットしたり、
ぼーっとしたり、心が和らいだり……

 

日常のなかで、
何となくモヤモヤしていたことが、
少し晴れるような……

 

そんな場づくりを目指していました。

 

だからこそ、
感想やメッセージの中に「ありがとう」という
一言が添えられていることが本当に嬉しかったです。

 

 

「おしゃれだね」「すごいね」ではなくて、
「ありがとう」という言葉ーー

 

私にとってこの上なく幸せで、
展示をしてよかったな……と、
心の底から思うメッセージでした。

 

展示の間、女性も男性も、
年齢問わず涙ぐんでいる方が多くいらっしゃいました。

 

 

共通点は「人間」ということ。

 

一人ひとり、
色んなものを背負い、
日々考え、生きている。

 

そんなことを改めて実感し、目元がじんわり熱くなりました。

 

お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました🌿

 

 

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