2026-07-28
ぼんやり雨の日

今日は、雨が降っていました。
久しぶりの雨。
空気がひんやり
涼しく感じました。
帰りみち、歩いている足をとめて、
ただ、ぼんやりと
遠くを眺めていました。
悩みごとがあるわけでもなく
なんだか、
よく分からない感覚でした。

楽しいこと、うれしいこと、
一つひとつを大切に集めている
日々の中で、
「どこへ向かっているのだろう」と、
ふと思いました。
考えても分からなくて
結局、また歩きはじめました。
なんだかとても、ふしぎな時間でした。

雨音は
近くでも、遠くでも
さーっと重なりあっていた。
松の葉に滴るしずくは
水晶のようだった。
前から歩いてきた人とすれ違って、
雨の匂いが
香水の匂いになった。
けれど少し経って、
雨の匂いにもどった。
わたしは
雨の匂いがすきだなあ。
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