2022-03-08

おとうふ屋さん / おからを活用する

先日はじめて
市内のおとうふ屋さんへ行きました。
個人で買いにくる
お客さんは少なくなってきて
大体は、学校の給食などへ
たくさん出荷することが多いそうです。
市内に30店以上あったという
お豆腐屋さんも、今では5店舗ほどに
減ってきていると伺いました。
毎日、ご主人と
後を継がれる息子さんは
夜中の1時頃から
おとうふ作りをスタートするといいます。
 
外が明るくなる頃には業者さんの手元へ渡り、
学校や施設、スーパーマーケットなどに運ばれます。
 
 
通常は、パックに収まるようにと
柔らかいお豆腐を固く詰める必要があるそうですが、
 
 
出来立てのお豆腐は、あたたかくて
ほわほわと湯気が立っているそう。
今度、容器をもって買いに行ってみよう。
 

毎日大量に捨てられてしまう「おから」

 
お話を伺う中で驚いたことがもう一つ。
 
 
それは、おとうふを作る際に絞りかすとして出てくる”おから”の行き先がないこと…

おからには
タンパク質や食物繊維が
豊富に含まれています。
肌の調子を整えたり
がん予防や便秘、美容にも役立つなど
身体にとって嬉しいことが沢山あるそうです。
そんな “おから”ですが
毎日大量に出ている上、
生のおからは賞味期限が短いこともあり
ほとんどが廃棄されて困っている….
とお話されていました。
廃棄するために、業者の方を呼んで
お金を払って引き取ってもらっているそうです。
 
少しでもおからを
廃棄せずに活用できたら…と思い
今後は、生おからを使用したプラントベースおやつもを取り入れていくことに決めました。
先日、おからを取りに行った時は
お父さんも息子さんもすごく嬉しそうで、
たっぷり入れておいた!と
1kg以上も頂きました(笑)
 

お豆腐屋さんの生おからクッキー

メープルシナモン / 塩カカオ&ココナッツ
こちらは、先日のイベントで
販売させて頂いた「生おからクッキー」
きび砂糖とメープルで
ふわっと甘みをつけながら。
おからの特徴的な食感を包みました。
お豆腐やさんのストーリーや
おからの廃棄に関心を持ってくださった方をはじめ、たくさんの方々に食べていただけて嬉しいです。
 
 
他の出店者さんとも、
話が盛り上がりシェアをしたところ
翌日には「おからパン」や「おからを使ったカレー」に生まれ変わっていました…!
 
 
みんなで手を取り合い、楽しみながら
共有しながら、少しずつアイデアを広げていきたいと思います。
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