2024-11-20

旅するエスニック料理【食暮エッセイ vol.3】

 

タイ、ベトナム、マレーシア。

エスニック料理のお店にいくと、
旅をしているかのような
魅惑の空気を感じるーー

 

ドアを開けたときの異国感ただよう香り、
無造作におかれた置きもの、
壁に貼られたカラフルなポスター。

 

 

お客さんの層、スタッフさんとの会話、
メニューに書かれた独特な文字。日英だけでない翻訳もたのしい。
耳をすませば、厨房で他言語が飛び交っていることにも気付く。

 

料理が届くまでの待ち時間は、
旅先で新しい光景を目にする時間と、どこか似ている。

 

長い休暇をとらなくても
日常の中で、どこでもドアのように海を渡ることができる。
ハーブやスパイスは、そんな魔法の力をもっているのだと思う。

 

エスニック料理の店がすきだ。

 

 

 

 

 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です